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「炭材の準備から炭出しまで~製炭の実務を体験、炭化の温暖化対策としての可能性を知る3日間コース」の2日目の活動報告

2日目の本日は、昨日いれた炭材に火をつけて製炭を行います。

まずは製炭炉の火つけの為に、チムニースターターの中に、消し炭(以前未来創造部で製炭し、BBQ等で利用して出来た物)と、再生紙をつかったトイレットペーパーを入れ、ファイアースターターを利用して火を起こします。



次に、炭化ユニットの送風ファンや硝煙装置用の稼働準備を行い、炭である程度火が起きたら、製炭炉の火入れ場所に火をいれていきます。



製炭炉の中に火をいれたら、送風ファン、硝煙装置を稼働させていき、そこからが製炭炉の温度を気にしながら、製炭を進めていきます。

温度は最初の1時間で100度以上に上がることが望ましく、時間と温度に気を配りながら作業を進めていきます。

しかし、今回はいれた炭材の含水率の高さなどの影響なのか、なかなか温度が上がりません。

空気の出し入れや、硝煙装置内の燃料の燃え具合等、調整を行いながら、温度の上昇を促します。

製炭材の状況によっても、製炭にかかる時間や、調整の作業は少しつづ異なる為、その点は毎回、試行錯誤しながら、様々なケースに応じて、調整を行います。

また、調整が一通り終われば、後は待つことも大事。

少し温度の上昇が落ち着いた頃には、チッパーの体験を行ったり、作ってある炭を利用してお湯を沸かしお茶をしながら談話の時間も取りました。


材料にもよりますが、大体8時間程度で製炭は終了となります。

煙の色や出てる量などの様子をみて、終了のタイミングを決め、最後に、製炭炉内の火を消す為に空気穴を閉じ、密閉させる為に水を利用して空気が入るのを防ぎ冷やすことも兼ねて一晩寝かせます。



セミナー最終日の明日は、いよいよ出来上がった炭を取り出します!

今回の製炭ではどんな炭が出来上がっているのか?

3日間を通して、皆さんがどんなことを感じ、学ばれたのかをお聞きするのも楽しみです。






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