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株式会社フェイガーとイビデン株式会社、機能性バイオ炭の開発で連携協定を締結

Photo by Oregon Department of Forestry is licensed under CC BY 2.0.
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株式会社フェイガーは2024年12月19日、イビデン株式会社と機能性バイオ炭の開発において連携協定を締結したことを発表しました。今回の協定により、両社はバイオ炭の農地施用を通じた温室効果ガス(GHG)の回収・除去クレジットの創出および農業生産性向上を目指した取り組みを強化していきます。


バイオ炭は、木材や竹などの生物資源を炭化させたものであり、土壌に施用することで炭素を長期間固定し、GHGの排出削減に寄与するとされています。また、土壌の保水性や肥料効果の向上を促し、農業の生産性向上にも貢献すると期待されています。


今回の連携では、バイオ炭の適用によるカーボンクレジットの創出に加え、農業者の収益向上を目的とした新たなソリューションの開発を進めていきます。フェイガー社は、脱炭素施策の収益化とカーボンクレジットの流通支援を手掛ける企業であり、クレジットの創出から販売までを一貫して行っています。一方で、創業110年以上の歴史を持つ技術開発型企業であるイビデン社は、電子・セラミック分野を中心に事業を展開し、近年はバイオマテリアル関連事業にも進出しています。


本協定を通じて、両社は環境負荷の低減と農業の持続的発展を支援し、カーボンクレジット市場の拡大にも貢献していく方針です。


<参照情報>

株式会社フェイガー、イビデン株式会社と機能性バイオ炭の開発において連携協定を締結しました

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